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はじめに
「食事の中で野菜が不足すると体に良くない」
ということはわかっていても、自炊ができず外食やコンビニ弁当に頼りがちな人にとっては、野菜中心の食生活を送るのは難しいことです。
しかしながら、野菜不足の生活を長い時間送ってしまうと、確実に体に良くないことが起こります。野菜が不足すると、体はどうなってしまうのでしょうか。起こりうる症状と、野菜不足を解消するための方法についてもまとめてみます。
野菜が不足すると起こる体の症状
野菜不足によって引き起こされる、体の症状についてまとめました。
便秘

野菜が不足すると食物繊維が足りなくなり、腸の働きが悪くなって便秘になりがちです。便秘は、野菜が不足すると最も起こりやすい症状の一つです。
便秘は慢性化するとイライラや肌荒れ、さらなる体調不良へと発展しやすいので、たかが便秘と油断するのは禁物です。
肌荒れ

野菜に含まれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが不足すると、肌荒れを引き起こしやすくなります。
ビタミンAが不足すると肌の潤いが失われ、ビタミンCが不足すると肌のシミやしわが増え、ビタミンEはビタミンAとCの働きを減少させてしまうため、肌の健康が失われてしまうのです。
口内炎

口内炎の原因は、ビタミンBやビタミンCの不足です。
ビタミンB2が不足すると皮膚や粘膜に炎症を起こしやすくなり、ビタミンCが不足すると口内環境が悪化してしまいます。
イライラ

野菜不足で便秘や肌荒れ、口内炎などになると、精神的にイライラが溜まります。
ストレスに対抗するホルモン「コルチゾール」の分泌にはビタミンCが欠かせませんし、葉酸には神経を鎮めてくれる働きがあります。しかしこれらの栄養素を持つ野菜が不足してしまうと、ストレスが増し、イライラが募ってしまうのです。
免疫力の低下

野菜不足により体内のビタミンが不足し、白血球の動きが悪くなることで体内の免疫力が低下します。
風邪やインフルエンザなどに、かかりやすくなってしまうでしょう。
生活習慣病

野菜不足の生活が慢性化すると、高血圧・脂質異常症・糖尿病・肥満などの生活習慣病にかかる可能性がとても高くなります。
本格的に生活習慣病にかかってしまうと、病気と長い時間付き合わなければならなくなってしまうでしょう。
野菜不足解消のための方法とは?
一人暮らしで自炊が苦手などという人にお勧めの、野菜不足解消のための方法を7つまとめました。
簡単!野菜不足解消レシピで料理
料理が苦手な男子でも、簡単に調理できる「お助け野菜レシピ」を公開しています。まずは混ぜたり、炒めたりするだけでできるものから、手軽に作ってみてはいかがでしょうか。
生の野菜を食べるだけ

キャベツやトマト、キュウリなどなら洗って切るだけで、マヨネーズやドレッシングをつけてそのまま食べることができますから、そこまで手間はかかりません。
やはり、生の野菜を食べないと酵素などは補給できないので、生野菜を食べる習慣は身につけておいた方が良いのです。メインの食事はファーストフードだったとしても、生野菜と一緒に食べてみてください。
カット野菜を調理する

野菜を切ったり皮をむいたりするのが苦手と言う人は、既に食べやすい大きさにカットされている、カット野菜がおすすめです。
インスタントラーメンにそのまま投入するだけで野菜たっぷり麺になりますし、野菜と肉を鍋用スープで煮るだけで一人鍋もできます。
野菜の惣菜を買う

コンビニやスーパーなどの、野菜の惣菜を活用しましょう。
お浸しや生野菜サラダなどを少しでも摂ることで、食物繊維やビタミン、ミネラルを補給できます。
ドライベジタブル・ドライフルーツを食べる

ドライベジタブルやドライフルーツは、意外と栄養満点です。買っておけばいつでも食べられますから、常備しておくと良いでしょう。
サプリメントを活用する

本当はきちんと食事から野菜を摂るのが望ましいのですが、野菜不足では栄養量がどうしても足りなくなります。
そのような時はサプリメントを活用することで、必要な栄養素を補給することができます。
青汁を飲む

青汁は野菜不足を補うために、ケールなどの栄養素が特に高い野菜を使った健康食品です。朝食の時などに水に溶かして飲むだけで、とても手軽に野菜の栄養を補給することができるでしょう。
いろいろな種類の青汁商品がありますから、自分にぴったりなものを探してみてください。