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はじめに
「主食になる米やパンはカロリーが高い。だから、野菜だけ食べていれば太らない!」 というのは本当なのでしょうか?野菜しか食べずにダイエットすれば、痩せるような気がしますよね。
しかし、野菜の中にはそれだけを食べていると、太る野菜もあれば痩せる野菜もあるのです。
野菜を食べてダイエットをする際の注意点についてまとめてみました。
食べると太る野菜・痩せる野菜
食べると太る野菜と痩せる野菜の違いは、ずばり、野菜に含まれているカロリーの量の違いです。カロリーが高い野菜は食べ続けると太りやすく、カロリーが低い野菜は痩せやすくなります。
太りやすい野菜
ジャガイモやサツマイモ、カボチャ、サトイモなどのイモ類の多くはデンプン質が豊富でカロリーがとても高く、ご飯やパンなどに匹敵するカロリーが含まれています。特に、カボチャやトウモロコシには糖質が多く、太りやすい野菜です。
また、ニンジンやキャベツ、タマネギ、タケノコなども糖質が高いため、意外と太りやすいようです。
痩せやすい野菜
痩せやすいのは、ホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜や、ナス、キュウリ、ダイコン、トマトなどの水分量が多くカロリーが低い野菜、また、ゴボウやオクラ、枝豆などの繊維質が豊富な野菜です。
これらの野菜は糖質が少ないため、食べてもあまり太りません。また、繊維質が豊富な野菜はお腹で膨らみ満腹感を得やすいため、食べ過ぎることがなくダイエットには最適です。
このように、野菜の中には太りやすい野菜と痩せやすい野菜があります。 野菜ならいくら食べても太らないということはなく、デンプン質や糖質が高い野菜を食べ過ぎると太ってしまいますから、注意が必要です。
野菜だけでは痩せない?野菜ダイエットの注意点とは?
では、デンプン質や糖質が少ない野菜だけを食べていれば、必ず痩せるのでしょうか? 一概に、そうとは言えないようです。
野菜だけを食べることで、むしろ太りやすくなってしまう要因について、まとめてみました。
ドレッシングやマヨネーズで太る
カロリーの低い野菜や食物繊維が多い野菜だと思って油断して、ついつい食べ過ぎてしまうと、結局カロリーの摂りすぎになって太ってしまうことがあります。
また、野菜だけを食べ過ぎると健康を損ねることもあります。これについては、以下の記事を参照ください。
そして、注意すべきは、野菜と一緒に食べるドレッシングなどの油分です。
水分量の多いダイコンやトマト、キュウリなどならば、いくら食べすぎてもカロリーの摂りすぎにはなりません。しかし、野菜をたくさん食べようとすると、それだけの量のドレッシングやマヨネーズが必要になります。ドレッシングやマヨネーズは油でできていますから、かなりの高カロリーです。
そのため、野菜そのものにはカロリーがあまりなくても、一緒に食べるドレッシングやマヨネーズのせいで太ってしまうのです。
野菜をたくさん食べてダイエットする場合は、ノンオイルのドレッシングや、カロリーハーフのマヨネーズ、または、塩やレモンなどで食べると良いでしょう。
体が冷えて基礎代謝が落ちる
野菜だけを食べてダイエットする時に注意したいのが、体の冷えです。
生野菜ばかりを食べると、体を冷やしてしまい、基礎代謝が落ちてしまいます。代謝が落ちると、体内の燃焼効率が悪くなってしまい、太りやすい体質になるのです。
野菜を食べる時は、温野菜や炒め物など温かい野菜を食べることをおすすめします。
筋肉量が減って基礎代謝が落ちる
野菜ばかり食べて肉や魚などのタンパク質が不足すると、筋肉量が減ります。
筋肉は体についているだけでカロリーを消費してくれますが、筋肉量が減るとその分カロリー消費も減ってしまいます。
野菜ばかり食べることで筋肉量が落ちてしまった結果、基礎代謝が落ちて太りやすい身体になってしまうのです。