ビタミンCが豊富な野菜ベスト10
ブロッコリー
アブラナ科アブラナ属のブロッコリーは、木を小さくしたような形をしている野菜です。キャベツの仲間で、野菜類の中でもトップクラスの栄養を持っています。その鮮やかな色合いから、お弁当や洋食によく活用されます。
ケール
アブラナ科のフウチョウソウ目であるケールは青汁というイメージが強く、苦い、青臭いと思っている方もいます。実は炒めてもサラダに入れても、味噌汁の具にしても美味しい葉野菜です。
カリフラワー
アブラナ科アブラナ属のカリフラワーは、白い蕾が集まってできた野菜です。ブロッコリーに押され気味ですが、ゆでても壊れないビタミンCが豊富です。
ゴーヤ
ウリ科ウリ目のゴーヤは、いわゆる苦瓜(ニガウリ)です。縦に長く緑色で、表面にイボがあるのが見た目の特徴です。沖縄や九州の一部で栽培されていましたが、近年では本州でも栽培されています。
ピーマン
ピーマンは、ナス科トウガラシ属の一年草です。鮮やかな緑色で果肉が厚く、少し苦みがありますが、炒め物などにするとその苦みがアクセントになり、おいしい野菜です。
モロヘイヤ
モロヘイヤはアオイ科ツナ属の一年生草木です。アラビア語で「王様の野菜」と呼ばれ、その名の通り栄養価の高い野菜です。しかし、実(さや・種)には毒性があるため食べることはできません。
サヤエンドウ
マメ科エンドウ属のサヤエンドウは、別名「キヌサヤ」とも言います。サヤエンドウと絹さやは同じものになります。若芽から豆まで食されるエンドウマメ。出世野菜の未熟な姿が、サヤエンドウです。
ギョウジャニンニク
ヒガンバナ科キジカクシ目のギョウジャニンニクは、強いニンニク臭を放つのが特徴です。ギョウジャニンニクと呼ばれる葉は、ネギ属の多年草です。生育速度が遅く、簡単に収穫することができません。
ミズナ
ミズナはアブラナ科アブラナ属の越年草の野菜です。古くから京都で作られていたため「京菜」とも呼ばれている、シャキシャキの歯ごたえが印象的な野菜です。実は栄養も豊富です。
レンコン
ハス科ハス属に属するレンコンは、シャキシャキとした歯触りで栄養価が高くおいしい根菜です。10月から3月にかけて旬を迎え、お正月料理には欠かせません。
※数値は100gあたりの含有量です。
ビタミンCは、体内でのコラーゲン合成や活性酸素除去に深く関係している栄養素です。そのため、美容のためにも健康のためにも欠かせない栄養素とされています。
あまり目立ちませんが、鉄分やカルシウムなどミネラルの吸収を促進させたり、傷の治癒にも活用されます。
ビタミンCは加熱に弱い栄養素なので、野菜から摂取する場合は生で食すか、加熱時間が短い調理を行うと効果的です。