
キクラゲ科キクラゲ属のキクラゲは、「クラゲ」という名前ですが、キノコの一種です。食感がクラゲに似ていることから、この名前が付けられたと言われています。
そんなキクラゲの栄養と健康効果、歴史をまとめました。
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キクラゲの起源
キクラゲは、日本や中国などのアジアに広く分布しています。 日本では古くから食されており、室町時代以降の文献に「木海月」「木耳」などの記述があります。
「木耳」という漢字が当てられているのは、キクラゲが耳の形に似ているからです。
キクラゲの種類
全体的に黒い「黒キクラゲ」が一般的です。コリコリとした食感がおいしいですね。全体的に白い「白キクラゲ」は、シロキクラゲ科シロキクラゲ属に属するので、黒キクラゲとは分類が異なります。
白キクラゲは、黒キクラゲと比べて淡白な味わいです。 どちらも生のものと乾燥したものがあります。
キクラゲの旬と産地
生キクラゲの旬は夏から秋にかけてですが、乾燥キクラゲは一年中出回ります。
主な産地は北海道、熊本県、鹿児島県で、生キクラゲは九州産のものが出回りますが、乾燥キクラゲはほとんどが中国産です。
良いキクラゲの選び方
良いキクラゲは肉厚でツヤがあり、色が濃く、カサが大きなものです。乾燥キクラゲも、厚みがあってカサがしっかりしているものが良いでしょう。

表面に白い胞子が付いていても、水で洗えば問題ありません。
キクラゲに含まれる栄養素
一見栄養などなさそうなキクラゲですが、不溶性の食物繊維やビタミンD、カルシウムなど、意外にたくさんの栄養素が豊富に含まれています。
キクラゲによる健康効果
ビタミンDで骨を丈夫に
キクラゲに含まれるビタミンDには、カルシウムの濃度を一定に保つ働きがあり、骨を丈夫に保つことができます。しかも、キクラゲにはカルシウムも含まれますから、丈夫な骨の維持に役立ちます。
カリウムで高血圧とむくみ予防
キクラゲには、カリウムも含まれています。カリウムは体内のナトリウム(塩分)を排出してくれるため、高血圧の予防に役立ちます。また、ナトリウムと一緒に体に溜まった余分な水分も外に出してくれるので、むくみ予防にもなります。
高血圧予防については、ヒントを以下にまとめてみましたので、併せてご覧ください。
むくみ解消については、ヒントを以下にまとめてみましたので、併せてご覧ください。
カリウムが含まれる他の野菜については、「カリウムが豊富な野菜ベスト10」で確認しましょう。
不溶性食物繊維で便秘解消とデトックス効果
キクラゲに含まれる豊富な不溶性食物繊維は、便秘解消に役立ちます。また、不溶性食物繊維は腸の中で毒素を吸着して、体の外に排出してくれる働きもあります。このデトックス効果で、体の中を綺麗にしてくれるでしょう。
ただし、不溶性食物繊維は摂りすぎるとお腹の中で膨らみ過ぎて、腸壁を刺激したり下痢を起こしたりすることがありますから、注意してください。食べる量は、水で戻した状態で20gから18gが目安と言われています。
便秘解消については、ヒントを以下にまとめてみましたので、併せてご覧ください。
ダイエットサポート
水に戻した状態のキクラゲは、100gあたりのカロリーが13kcalとかなり低カロリーです。しかも、不溶性食物繊維が豊富で胃の中で水分を吸収して膨らむので、少ない量でも満腹感を得られます。
さらに、脂肪の分解や代謝を高めてくれるビタミンB2も含まれています。
カロリーを気にせずたくさん食べることができて、しかも満腹感が得られ、脂肪分解の効果まであるため、ダイエットサポートにピッタリな食材ですね。
ダイエットに有効な野菜といえば、他に以下が挙げられます。
ダイエットについては、ヒントを以下にまとめてみましたので、併せてご覧ください。
キクラゲのおすすめ調理法
生のキクラゲは、必ず加熱して食べます。乾燥キクラゲは水で30分から一時間ほど戻すと、5~7倍に膨らみます。その後、加熱して調理しましょう。
サラダにする場合も、サッと湯がいてから食べるのをおすすめします。
ダイエット効果を狙うなら、カロリーの低いキュウリやセロリ、もやしなどと合わせてナムルやサラダにするのが良いでしょう。